電車で隣の人が綺麗なiPhone8を裸で持っている。
iPhoneケースはいらない。
裸派。
俺もその一人。
iPhone3GからiPhoneを持つ。
スマホの到来。
びっくりしてすぐに飛びついた。
スティーブ・ジョブズの本も読んだ。
iMacも買った。
Apple信者と言われのは嫌だけど、客観的に見るとそう言われてもしょうがないかもしれない。
俺とアップルの出会いは、古い、四角のマッキントッシュからだったと思う。
どちらかというと、親父が買ってきたWindows95との出会いの方が早い気がする。
四角のmacにも魅了されなかったが、
Windowsにはまるで魅力がなかった。
親父が使っていたからか、硬く、なんか嫌な思い出だ。
学生時代にドクターの先輩が研究室に持ち込んだ、スケルトンmacに少し魅力された。
しかし、頭の硬い俺は、就職活動をするという目的のために、親父と同じIBMのお硬いパソコンを購入した。
就職活動のためにパソコン?
今考えるとよくわからないが、ただ単にパソコンが欲しかったのだろうか。
スケルトンmacは、就職活動という建前の目的で買うにしてもポップすぎた。
次の白いiMacには魅了されなかった。
就職して金を手にした俺は、iPhone、アルミのiMacを購入というわけだ。
さて、新しいiPhoneが出ても、古いiPhoneデザインがもてはやされていた。
走りが、iPhone4、4S。
丸みを帯びた3シリーズからは画期的なデザイン。
皆、iPhone5が面長になったことに慣れていなかった。
最近では、iPhoneSEが最もデザイン的に優れているともてはやされていた。
確かに俺もそう思ってもいた。
今はiPhone8だ。
俺の携帯もiPhone8。
人間は慣れる。
そのiPhone8を裸で持っている奴がいる。
iPhone8を購入した俺も、もちろん裸で持っていた。
しかし、あまりにもスベスベ、ツルツルしているiPhone8。
すぐに落として、画面が割れた。
支障の無い割れ具合。
それ以降、カバー仕様に甘んじている。
だって、裸で持っても画面割れてるし、また落とすし。
綺麗なiPhone8を裸で使いたいなー。