勉強ができなくてもいい。
君達には整理整頓ができる男になってほしい。
言っておいて何だけれど、また、申し訳なくも、パパは整理整頓ができない男だ。
40歳にもなってカバンの中もくしゃくしゃさ。
半年前までは鍵、定期券、財布をカバンのどこに入れるか決めていなくて、いつも、ゴソゴソやっていたさ。定位置を決めればいいだけなのに何年もゴソゴソしてたんだよ。ゴソゴソ。
玄関の靴だって揃える習慣がないのが現状さ。
こんなことも習慣づけられてやしないのさ。
最近は努力するようにはしているけれど、習慣化には程遠い。
そのおかげで長男くんのランドセルはいつも定位置に置かれず、ママに怒られてるね。
ノートもプリントも2歳の次男にクシャクシャにされているよね。
筆箱に消しゴムが入ってなかったりしているし、本当に申し訳ないと思う。
とにもかくにも、パパは人生では整理整頓がかなり大事だと思っている。
整理整頓って小学校でもよく言われていることだよね。
この間、1番気の合う大学時代の友だち(まぁ親友かな。あれ?親友なのに遠いという理由で何年も会ってなかったな。まずいな、何やってんだろ、大切な何かを忘れてる気がする)に会ったんだけれど、ちょっと考えさせられる話をされたんだ。
大学時代にはルーズなやつで、パパもルーズだからどっこいどっこいだったんだけど、それが、病気だったというんだ。病名は忘れちゃったんだけど、まぁ財布をなくしちゃったりとかそういう脳の病気らしいよ。何年か前に病院でそういう診断を受けたと言うんだ。パパも似たようなところがあるからなんとも言えないけど、パパは病気ではないと思う。けど、そっちにも近いような気もしてるんだ。
何とかしたいと思ってるし、何とかするよ。
まだ、小学生と2歳の君達にはそうはなって欲しくないので、その思いが本当なんだと示すためにパパは整理整頓できる男になろうともう一度決意しました。