直属の上司が苦虫を噛み潰したような顔をして僕を睨みつける。確かにあなたに比べて僕は仕事ができない。あなたが出来て当然のことが僕には出来ない。「なんでこれやってないの?」「これどうなってんの?」の連続である。あなたの常識は僕の非常識。僕の常識はあなたの非常識だ。あなたは僕の直属の上司ですよ。と思うのは甘えなのか。上司は決して僕と同じ方向は向かない。僕に向かってくる。同じチームで同じ方向に向かって行くんじゃないのかいな。なぜ、詰問なのか。一緒に解決するんじゃないのか。隣の先輩も冷たい。僕は末っ子だから甘ったれなのだ。これまで君はどういう仕事をしてきたのか?である。そんな風に思うそうだ。5年も一緒に仕事をしていれば、僕の事わかってくれてもいいもんである。何にも出てこないよ。出来ないんだから。なんの因果かこんな部署(ブラック)に来てしまったけれど、早く戻してほしいと思う。