梅雨だし。洗濯物がうまく乾かないのだろう。
纏っている本人は、ずっーと生乾きの匂いなわけで、ストレスにならないんだろうか。
僕は本当に生乾きの臭いが嫌い。
自分の洗濯物がこの臭いなら、もう、切れる!
しかし、結婚とは残酷なもの。
自由が効かない場合がある。
妻は女性なのに、この生乾きがわからない。
そんなことで、僕がシャツを着た瞬間、クサッて言う時がある。
勘弁してほしい。
雨の日だとしても、電気代をがっつり使っていいから乾かしてほしい。
コインランドリーに行ってもいいし。
言えない。
言えないよ、そんなこと。
そんなこんなで、僕は洗いたての生乾き臭のするシャツをこれから洗濯をする洗濯カゴに投げ入れるのだ。キレ気味に。