不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書)
- 作者: 鴻上尚史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/11/15
- メディア: 新書
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神風特攻隊。
夏、終戦記念日等の際、ふと考える。
うそ、時々考える。
一昔前までは結婚することが当たり前。
今はそうじゃない。
一昔前までは良い大学に入ることが良い道。
今はそうじゃない。
一昔前までは残業する人間は仕事に一生懸命。
今はそうじゃない。
一昔前までは会社のために命をかける。
今はそうじゃない。
英語はダメ、今は英語を覚えろ。
一晩でガラリと変わる価値観。
恐ろしい。
一億総洗脳。
と言えるのだろうか。。。
もっとも極端な例として俺はいつも特攻隊のことを考えてた。
国のために自らの命を犠牲にする。
今ではそんなことする人は1人もいない。
いや、昔も必ずしもそうとは言えなかったんだ。
先入観は禁物だ。単純化も危ない。
特攻隊が皆、命が惜しいということだけではなくて、色々な面から葛藤する様子がこの本には描かれていた。
昔の常識、今の非常識。
今の常識、昔の非常識。
さて、50年後はどうなってる?