株は前から興味があったが、手続きが面倒くさいのと、怖いのと、お金に困っているわけではないということで特に接していなかった。
しかし、あなたはますかけ線があるから株をやるべきだ(お前は占い師か)と妻に言われたり、後輩からインベスターZを勧められたり(株をすすめたいわけではなく、漫画のエピソードが面白いとのことで)、最近では別の後輩からSBI証券の口座開設を勧められたりと色んな外部要因が絡み合い、どういうわけか株取引を始めてしまった。
まぁ、自分でも興味があったからここまで進んだわけである。
口座開設は意外に簡単だった。
やみくもに取引するわけにもいかないので、モーレツに勧めてくる後輩(僕に損をさせたいだけだと勘ぐってるんだけど)からいろいろ聞きつつ、いろいろ、勉強してみたんだけど、皆さん、何のために株をやっているのかわからなくなってきた。
株はギャンブルである。
これも見方によるのだろうけど、これは株に対して僕が持っていたイメージである。株なんて、結局ギャンブルじゃないかと。
ギャンブルというとイメージが悪いのか、証券会社や株の投資を勧める人はギャンブルではないんだよというイメージを涙ぐましくアピールしてきたという。
物の本によれば、株はギャンブルである。ということをごまかさず、ハッキリさせてから取引を開始した方が良いとのことで、それは僕も賛成であるし、やはり、ギャンブル要素は強いと思う。
株は儲からない
株を何も知らずに始める人の多くはがっぽり儲かってやろうとの意気込みから始めるようで、その気持ちはやってみて僕もよく分かった。
だけど、良く調べて見ると1年間の運用で取引した金額の2倍になるということは奇跡に近く、額にもやるんだろうけど、10%増加で大成功とのこと。
10%増加。100万円の運用をしても10万円である。
少ない。
しかも、大成功で10万円である。元本割れするリスクもあるのである。
少なすぎるだろ。
こう考えると、2〜3年は色々感覚を研ぎ澄ましながらそれなりの額で運用し、時折起こる世の中の動き(ここぞというタイミングも少ないのだろうけど)などを察知して、刹那に投資。みたいなことをしなければ儲からないではないか。
株には精神力が必要である。
みたいなことが色んな書き物に書いてあって、何だそれ?みたいな風に思っていたんだけど、上のことを考えるとまんざらでもない。
まとめ
こう考えると僕にとって、株は酒と同じで良い面もあるけど、悪い面の方が大きい気がする。
かと言って取引は始めたばかりなので、やめない。こういう心理が働くところが、株の魔力というか魅力というか、株のというかお金の魔力、魅力なんだろうなぁ。