かんたん雑記

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痛い、「ライ麦畑でつかまえて」がなぜ名作なのか問題

 

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
 

 

ライ麦畑でつかまえてが好きな人や解説できる方は是非、コメントを。

 

高校生の時、名作であると聞いて(なんの情報かは不明)読んでは見たものの、個人的には面白くなかった。

 

あまり覚えていないが、俺の中ではやさぐれた少年の話または、自分の大学生活を彷彿とさせるありきたりなダメ人間の話にとどまっている。恐らく、バッドエンドだったような。

 

バッドエンドと言えば、ヘルマンヘッセの「車輪の下」はそれなりに面白かった記憶がある。

 

しかし、「車輪の下」の面白さを具体的に教えろと言われても、あらすじくらいしか言えないわけで。。

 

そう考えてみると、こういう部分が面白いというものではないのだろうか。

 

とにかく、俺には「ライ麦畑でつかまえて」というのは、いまいちピンと来なかった。

 

そこでの痛い話なんだけど、大学時代に好意を寄せていた大学の部活の先輩マネージャー(文学部)に、ライ麦畑でつかまえてはなぜ、名作と呼ばれてるんですか?と詰め寄ったことがある。

 

確かに、本当にそう思っていたのは事実だが、詰め寄るあたり、好意と自尊心とが入り混じって、痛い男になっていたのだなぁと、時々思い出す。。

 

ライ麦畑でつかまえてを見ると、たびたび思い出す痛いエピソードである。

それだけ。