かんたん雑記

普通のサラリーマンの普通の日常

スピード

アランの幸福論「スピード」の章では、最新の機関車を取り上げて、時間短縮について述べている。

 

15分短縮したところで、人はその時間を大したことに使ってないのではないかとのアラン先生の考察。

 

人類は電車、新幹線、リニアモーターカーと発展を遂げてきたが、アラン先生の本質を突く疑問はそのままの課題であった。

数時間短縮したとて、有意義にその時間を使えるのだろうかと。

 

「遠くに早く着く」を追い求めた結果、通勤時間が1時間30分の職場もなんのそのという、矛盾まで起きるありさま。

 

長きに渡って続いたその矛盾が、コロナ禍により、全く別の角度からリモートという技術により、0距離となった。

 

長きにわたる、長時間通勤という矛盾も一気に解決。

 

これは、改めて、大きな出来事であるということを再認識すべきだろう。

 

アランの幸福論についてはこちら

https://youtube.com/playlist?list=PLxDKWYti-1o7HIs9e9-QVCDm1RTry92D_