かんたん雑記

普通のサラリーマンの普通の日常

キャンプエピローグ〜ポテサラ事件から我が家が幸せになれない理由を考察する〜

来年、思い出すためにここに留める。

 

ポテサラとは罪な奴である。

いや、ポテサラは悪くはない。

 

しかしまた、キャンプの料理として各家庭で1品を持ってくるというのは、超難問であったということが身に染みてわかった。

軽く考えていた。

 

そこには主婦のプライドをかけての壮絶なカーストが存在していたのだ。

 

僕も子供も何の問題も感じていなかったが、妻は1人、うなだれていた。

そして、終始機嫌が悪かった。

 

うちで出したポテサラが原因のようだ。

 

ポテサラが、見劣りするという被害妄想、ただ、それだけで妻はキャンプ中、機嫌が悪かった。

 

そして、いつもの通り、すべては僕のせいだという。ポテサラ作りで家を出るのが遅れ、集合時間に大幅に遅刻したことも不機嫌の理由らしい。そんなに時間をかけたポテサラ。

そのポテサラが自己評価で4位。最下位。

それも、僕のせいにしている。

そんなことはもう、慣れっこだ。

 

家に帰ってきた今でも、子供にまで当たり、呆然とポテサラのことを考えている。

はぁ、とため息ばかり。

 

僕自身はそれなりに楽しいキャンプであったが、こんなことでは来年からは行くことはできない。

 

ポテサラだけではなく、妻は終始、他の家族のキャンプ道具を見てはうちのが見劣りがするのを嘆いていた。

最後には車のスライドドアがないことにも静かにイチャモンをつけていた。

怖い。

 

「うちのテーブルはLOGOSだったんだね、安いやつかと思った」

なんだ、このセリフは。破綻している。気持ちが悪い寒気のするセリフである。

LOGOSは他のに比べて良いメーカーなのか?何と比べて?比較する必要ある?

何を卑下している?

あなたはLOGOSのSNOWPEAKのUNIFLAMEのコールマンのキャプテンなんとかの何を知っているというのだ。

僕はSNOWPEAKが好きです。 

 

こんな、思想でしあわせになれるはずがない。

そんな人と一緒にいる僕は引っ張られてしまう。 

しかし、引っ張り返さなければならない。

幸せ力が倍必要である。鈍感力に頼らざる得ない。

 

幼稚園で決められたゆるいルール、タープは4家族で2つまでだとか、コンロなどのキャンプ道具は出しすぎないようにだとか言うルールを僕が破ったということをテントの中でブツブツ文句を言っていた。

 

楽しくない

 

妻に幼稚園のルールの理由を尋ねても分からないという。恐らく、あまりスペースを使わないようにとか、このキャンプのために道具を揃える必要はないよ。ということなのだろうと思う。ルールを守ることは大事だが、なぜ、そのルールが決められているか、その理由に沿った行動をすることが大事であるのに、妻にはそこらへんのことが理解できないようだ。

 

集団行動に慣れていないくせに、無理に合わせようとし、キャンプ中もあの家族はああしてるや、これをしちゃいけないんじゃないの?とか周りに気を遣いすぎている。

気疲れ奥さん。そんなに皆、気を使ってないよ。

 

私のポテサラ誰も食べていないだとか、早く消費されないと腐ってしまうだとか。

 

そんなの気にしなくていいのにとも思うが、主観の問題なのでどうしようもない。

 

キャンプとはそれなりに自由にやるものではないだろうか、最低限の気を遣いながら、それぞれの家庭で自由に楽しむ。それがキャンプ。

 

嫌な空気のキャンプ。その空気を作り出していたのは他でもない妻であった。

 

そして、その波長を受けて長男が今、荒れている。

 

1番の救いは主役であった幼稚園児の次男が終始、楽しそうだったことである。

これが今回のキャンプの1番のミッションであったと考えれば、大成功である。

 

鈍感力を研ぎ澄ました僕は至って、平穏である。心も疲れていない。体も平気だ。このブログにも吐き出したし。

 

さて、ジムでも行って、汗を流そう。いろんな汗を。